Gaining-through-Losing Diary

浮気をされた過去、離婚をしてしまった過去、全てを失った過去、自信を喪失した過去、そして、自分の人生を奪われてしまった過去…。他人の子どもを育てる傍ら、自分の子どもと年に数回会っている男が、日々の思いを綴ります。

人望とはいったいなんなのだろう。鈍感力とはなんなのだろう。

こんにちは。

“Gaining through Losin Diary”です。

 

選挙ですね。先日訪れた街でも、賑やかに選挙活動が行われていました。

所変わってこちら田舎町では。

やはり陰湿というか何と言うか…

誰を応援しているとも言えず。

誰を推しているとも言えず。

何をしても何をしなくても

なんとなく波風が立ってしまう世の中です。

 

さて、わたくしはと言うと。

職業柄、色々な家を回ることが多いのですが、

どこで誰が煙を立てているのか知りませんが、

「あんた、町議選に出るんでしょ?」

のオンパレードです。

 

わたしは、出ませんと何度も申し上げております。

SNSでも、実生活の中でも声に出して言っております。

それでも止むことがありません。

それどころか、

「えっ!?出ないの!?じゃあ出なさい!」

「あんたが出るならみんなあんたに票入れるよ!評判良いもの!」

と言われる始末。

 

もう、

ここまで来ると、

ただただ嬉しいですよ。笑

選挙に出ないと公言している人間が、

「あんたが出るべき」と言ってもらえるなんて。

 

もちろん、

いざわたしが「出る!」と言えば、

逆に「なんであんな奴が町議に出るんだ」という声が頻出するでしょうね。

田舎というのは本当に不思議なものなので。

 

ただ、

そういう言葉にいちいち反応するわけにもいかないじゃないですか。

だって、

本当に人望がある人間は、必ずどこかで嫌われていますから

町長選に立つ人の中にも町議選に立つ人の中にも知り合いがいるのですが、

本当に選挙を恐れているし、

笑ってしまうくらいに疲弊しています。

「そんなにネガティブになるなら、立たなきゃよかったのに」

と本人に言ってしまいそう。

 

だけど、

彼らは本当にすごい。

自らを矢面に立たせる勇気。

それだけ、町政に対しての思いがあるということなのでしょう。

だからこそ、

これを乗り越えてほしい。

というか本来なら、

乗り越えるとか乗り越えられないとかじゃなく、

周りを気にせずただ直向きに、

自分のありたい姿を貫き続けるだけでいい

と思うんですけどね。

そしてそれは、

意識してそうするよりも、

意識せずしてそうできていることの方がbetter。

 

現実、強さっていうのは、鈍感さに負けます。

【できることがわかる、その上でやっている】

ことよりも、

なぜできるのかわからない、だけどできている

ことは本当に強い。

生まれつき鈍感なのか、

はたまた親の教育の賜物なのか。

周りを気にしないというテクニックが、

彼らの身に付くことを願うばかりです。

 

わたしは、

【なぜできるのかわからない、だけどできている】人間のふりをするのが、

頗るうまくなりました。