Gaining-through-Losing Diary

浮気をされた過去、離婚をしてしまった過去、全てを失った過去、自信を喪失した過去、そして、自分の人生を奪われてしまった過去…。他人の子どもを育てる傍ら、自分の子どもと年に数回会っている男が、日々の思いを綴ります。

これもまた、引き寄せの法則というのだろうか。

こんばんは。

“Gaining through Losing Diary”です。

 

いつもご贔屓にしてくださっているお客様のA様から、

「あれ?どうかしましたか?お疲れの様子です」と一言。

突然の一言に、ふと肩の荷を降ろす気になってしまい、

身の上話をつらつらと話すことに。

すると、

「わかりますよ。同じ境遇でしたから。」

と。

そのまま過去の経験談を話していくと、

うんうんと何度も頷いて親身に聞いてくれ、

わたしの話が終わるとすぐに、

「そうですよね。僕も浮気をされた人間です。」

と笑いながら教えてくれました。

 

まぁこのご時世、

浮気をされた、

あるいは

離婚をした、

それくらいの経験はもう珍しいことではないと思います。

しかしそのお客様との共通点はそれだけに過ぎず。

例えば、

アスペルガー境界性人格障害といった病気をお持ちの方との

比較的密接な接点があったり、

自分以外の誰かの負債を背負わされたりと。

 

ここ数年、

こういう方との出会いがとても多いです。

 

他の例をあげると、

お客様の中には

わたしと他の客を結ぶパイプ役(仲卸業者のような役割)になってくださっている方もいらして、

なぜかその多くが

過去に息子を亡くされている経験のある方が多いのです。

 

もう一つ事例を追加すると、

イベント出店時に店番をしていると、

先天的な知的障害をお持ちの方がふっと立ち寄られて、

不思議と長話になることがあるんです。

その中でも女性の方が大半なので、

若い頃は「またそういう女にちょっかいかけてんのか」と周りに言われ、

なんだか気分の悪い思いをしたのですが。

最近はむしろ逆で、

こんなわたしでよければどうぞお話ししましょうよ!

といった具合に長話を受け入れるようになりました。

これは偶然なのでしょうか。

それとも、引き寄せられたものなのでしょうか。

 

もし引き寄せられたものだとしたら、

彼らはわたしにとってどういう存在なのでしょうか。

もしくは、

わたしも彼らにとって何か特別な存在なのでしょうか。

 

 

 

結局A様には、負の経験を全てサラッとお伝えしてしまいました。

実を言うと、

ここのところ、

誰かに聞いてもらいたいという思いが強くなっていたところでした。

「物凄い勢いで仕事の幅を拡げている理由は、これだったんですね」

と言われ、

正にそういうことなのだろうと思いました。

わたしは、負の経験を上に成り立ってしまった現実から、

少しでも逃避したいようです。

 

これをプラスに捉えて邁進するべきか。

マイナスに捉えて落ち着くべきなのか。

今のわたしにはわかりません。

 

ただ、間違いなくAさんは、

わたしの負のオーラを感じ取ってくださったのでしょう。

偶然だろうが必然だろうがどちらでもよくて、

わたしにとって今日の会話は、

必要なことだったのだと思います。