Gaining-through-Losing Diary

浮気をされた過去、離婚をしてしまった過去、全てを失った過去、自信を喪失した過去、そして、自分の人生を奪われてしまった過去…。他人の子どもを育てる傍ら、自分の子どもと年に数回会っている男が、日々の思いを綴ります。

離婚の原因と、その後の関係性について。

訪問ありがとうございます。

“Gainig through Losing Diary”です。

 

さて、

自己紹介にもあるように、

わたしはバツイチです。

 

そして、

わたしの父と母も離婚しております。

父親とは、物心がついた時には別居していましたし、子の成長を気にかけるような人ではなかったせいか、数回しか会ったことがありません。

 

小学校高学年の頃から、

『俺は絶対良いパパになるんだ』

と言っていました。

だから、自分で言うのもなんですが、子どもをみるという面では、その辺のパパさんママさんには負けない自信があります。

料理もできるし、家事もこなせるし、自分の中にある教育論(別の機会に記載しようと思いますが、例えば「制限をしてこそ子どもがのびのびと育つ」など)に沿って子育てをしていて、子どもとはとても良い関係が築けていると思います。

(ちょっと自信過剰でしょうか。)

 

しかし、

それでも、

離婚しました。

浮気をされて。

 

その原因は何か。

もちろんたくさんあるんですがね。

だけどその根源はたった一つ。

 

『旦那とは何か、夫婦とは何か』が意識できていなかったことだと、わたし自身は思っています。

 

既述した通り、父親のいない家庭で育ちました。

母親が、子ども3人を育て上げました。

養育費はそれなりにもらっていたみたいですが、

母は仕事をしながら、家事をこなしていたのです。

 

そんな母の姿に、

わたしは憧れを抱いてしまっていたのです

だからわたしは、

家事や育児に対して無頓着そうな人を妻に迎えました。

料理も全くできない人でした。

(ちなみに言うと、これはあくまで結果論です。当時そんな風に頭で考えていたわけではないのですが、おそらく潜在的な意識の中でそういう人を選んだのだと思うのです。)

それは、妻から、妻としての立場を、あるいは母としての立場を奪うという行為に他なりません

『お前のやり方は間違っている。俺が正しいんだ。』とでも言うかのように。

家事も育児も、妻は不器用なりに頑張っていたのに。それを認めなかったクソ旦那なんです、わたしは。

 

そして浮気をされました。

ざまぁ見ろ、ですよね。

 

だから、元妻には、申し訳ないという思いが強く、

子どもたちに対しても同じ思いを抱いています。

その気持ちが伝わっているからこそ、

今も長期休暇を利用して会ったり、

何かあった時には連絡をしあう仲なのだと思います

 

離婚した後も、

さらに元妻が再婚した後も、

わたしと元妻の間でいまだに破られていない約束があります。

それは、

ママ(パパ)の悪口を子どもに吹き込まないこと

本当にありがたいですよね。

わたしのせいで、余計なバツがついたのに。

 

今日は、この辺で。

亡くなった内田裕也さんと樹木希林さんご夫妻について抱かざるを得ない不思議。

おはようございます。

“Gaining through Losing”です。

 

さて、今日の記事はタイトル通りですが・・・。

 

わたしは基本的には他人のことには無関心です。

ですが、

自分の人生を他人にコントロールされたことがある人間として、

どうしてもこの夫婦のことを考えざるを得ません。

「なぜ樹木希林さんは、内田裕也さんが離婚したいと言った時に自由にしてあげなかったのか」

という疑念に至ってしまうのです。

 

内田さんが勝手に離婚届を出した、というのは確かに問題かもしれません。

ですが、

それを裁判を起こしてまで止めた、

その後も別居生活でありながら婚姻関係にあり続けた、

というのは、いかがなものなのでしょうか…。

 

内田さんの往年の発言の中には、

樹木さんのことを本当に愛していらしたんだなぁと感じるものがいくつかあります。

しかしそれは本当に、自然に芽生えた『愛』だったのでしょうか。

離そうとしても離れてくれない『愛』。

そこに、相手の人生への執着を感じてしまうわたしには、

二人の姿があまりにも歪で、

ある意味では内田さんの不憫さを感じてしまうのです

 

内田さんと離婚しなかった樹木さん。

調べていくと、

実は樹木さんの方が内田さんよりもロックだったのではと勘ぐってしまいます。

樹木さんにとっては二度目の結婚。

自分が結婚生活に向いていないことを、

内田さんを夫としたことで、

「こんな人とじゃうまくいくものもうまくいかないよね」

「だけどわたしは、こんな男の妻でいたいのよ」

と、良妻賢母ぶりをアピールしたかったのでは…

と思ってしまいます。

 

何かを背負うのは自分の勝手です。

背負った責任というのは、突き詰めれば自分の生きがいにさえなります。

しかし、

何か(誰か)に背負われるというのは、

決して気持ちのいいものではありません。

その気持ち悪さが、

その後の内田さんの『ロック』と形容される破天荒な人生を助長したとすれば。

樹木さんの執着心は、決して感心されるべきではないとわたしは考えます。

 

「夫婦って色んなかたちがあるよね」

という意見には賛同しますが、

「この二人、本当に理想の夫婦だよね」

という意見には、首を傾げてしまいます。

 

最後になりますが、

亡くなった方のことを取り上げて勝手な妄想も含めて記述しましたことは、

お詫び申し上げます。

 

ご冥福をお祈りします。

ブログ“Gaining through Losing”開設。

初めまして、こんにちは。

閲覧ありがとうございます。

 

“Gaining through Losing.”

失うことを通して得ること。。。といった具合の意味合いでしょうか。

 

わたしは、

20代の、ある数年の間に、驚く程多くの経験をしてしまいました。

 

浮気をされました。

家庭を失いました。

自尊心を失いました。

お金を失いました。

信頼を失いました。

恫喝され、人の責任を押し付けられました。

そして人生を失いました。

厳密に言えば、自分の人生を他人に奪われてしまった

・・・

いや、他人に「奪わせてしまった」といった方がいいかもしれません。

 

今もその環境は変わっておらず、

自分が何の為に生きているのか、

少しでも自分が自分自身の人生の為に生きられているか、

生きる意味を問いながら、日々生きています

 

このブログ“Gaining through Losing”は、

 

同じ経験をしてしまった方の為に、

あるいは同じ経験をしてしまいそうな方の為に、

あるいは、こんな自分を反面教師にしてもらう為に、

 

自分の不甲斐無い過去を晒し、

日々生きている自分の頭の中身を明かし、

自分の心のホームグラウンドとするべく開設しました。

 

哲学的な文章や

自己啓発チックな文言が多く出てくると思いますが、

何卒お付き合いいただきたく思います。

 

身バレは避けたいので自己紹介は非常に簡潔ですが、

 

自営業主の30代、男です。

離婚歴あり。(子は元妻側に。年に数度面会)

現在は事実婚。(連れ子あり。実子もあり)

 

どうぞよろしくお願いいたします。